ニュース:長野力 西之表市市長による「馬毛島の米軍基地化問題」に対する宣言文

西之表市馬毛島の米軍基地化の問題に対して,西之表市議会最終日に長野力市長が以下のような宣言文を読み上げましたので紹介します。(馬毛島の自然を守る会より)
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 種子島・屋久島は、恵まれた豊かな自然環境を生かし、農業、漁業、畜産業を中心に、また、近年は、宇宙センターや世界自然遺産を活用した観光振興にも力を注ぎ、安らぎのある生活を守ってまいりました。基地経済に依存したまちづくりではなく、第一次産業を中心とした産業振興を進め、長期的に持続可能なまちづくりを進めるべきであると考えます。
 また、私たちが自然に身につけている、温和で感性豊かな心は、この地域のこの環境があってのものだと思います。私どもが享受したこの環境を、将来の子供たちにも受け継いでゆく必要があります。世代を超えて、真に豊かな暮らしを引き継いでゆく絶対的な使命があります。子々孫々にわたり、この豊饒な地域を受け渡していく責務が私たちにはあるのです。志を同じくする人を募り、輪を広げ、真の豊かさを今こそみんなで勝ち取り、守っていくべきです。
 馬毛島の問題は、長期戦になることを覚悟しておかなければなりません。基地化を許せば二度と元に戻ることはありません。さらに拡大する危険性のほうが大きいと判断します。後悔したときにはもう遅いのです。この問題は、一過性のものではありません。受け入れた以上は、どのような苦難も、未来永劫、甘受し続けなければならないのです。
 進むべき道を間違えぬよう、市民、島民、熊毛全体で絆を強く結んで、移転を断固阻止してまいります。
 
   西之表市長 長野 力 (2011 年6 月30 日西之表市議会最終日挨拶より)